厚生労働省の日常生活用具給付等事業の概要について
国の制度です
日常生活用具給付制度の「特殊寝台」とは?(厚生労働省の制度)
厚生労働省の「日常生活用具給付等事業」は、障害のある方や難病の方などが、日常生活を送るうえで必要となる用具について、市町村が給付・貸与などを行う制度です。
この制度は、条件を満たす 特殊寝台(介護ベッド) が対象となります。
木製医療用介護ベッドについて
「特殊寝台を導入したい」「買い替えたい」とお考えの方は、まず 日常生活用具給付制度の対象となるか を確認しておくと安心です。
特殊寝台の給付を受けるには、市町村への申請が必要です
日常生活用具の給付は、基本的に お住まいの市町村へ申請 して進めます。
流れとしては、申請後に市町村が給付の可否を判断し、決定後に給付等を受ける形になります。
対象者は「日常生活用具を必要とする障害者、障害児、難病患者等」とされていますが、
- 年齢要件がある場合
- 世帯の所得により、支給(給付)の対象とならない場合があります。
- 自治体ごとに基準や手続きが異なる
もあるようです。
日常生活用具(特殊寝台)申請方法について
当社でのご購入をご検討の場合の流れ(申請前の確認)
① 申請前のご確認
ご申請の前に、市町村の福祉課・障害福祉課へ、
当社のベッドが日常生活用具として申請可能かをご確認ください。
例:「こちらの会社の、このベッドを購入予定ですが、日常生活用具として申請できますか?」
確認の際には、
ヒノキ・ワークス「ひのき特殊寝台パンフレット」も参考資料として提示してみてください。
② 申請用資料の作成
当社のベッドで申請可能との回答が得られましたら、当社にお問合せください。
ご希望を箇条書きにしていただくとわかりやすいです。
打ち合わせのうえ、図面およびお見積書を作成いたします。
その図面と見積書をもとに、役所へ申請を行ってください。
※申請された役所と当社との契約が必要な場合があります。
③ 申請承認後
申請が承認されますと、役所より給付券が送付されます。
④ ご入金・製作開始
給付券の内容をご確認のうえ、
お客様のご負担金額をご入金いただきましたら、
図面を工場へ回し、順次製作を開始いたします。
⑤ お届け日のご相談
商品の出荷可能日が確定次第、
お届け希望日についてご相談させていただきます。
当社が製作している「特殊寝台(オーダーベッド)」について
無垢ひのき材を使ったオーダーベッドを製作する工場として、
日常生活用具給付制度の対象となるケースの 特殊寝台のオーダー製作 承っています。
当社に多く寄せられるご相談は、
- 「今のベッドが小さくなったのでサイズを大きくしたい」
- 「子どもの成長を見込んで広めに作りたい」
- 「医療機器や備品の置き場を確保したい」
といった内容です。
現在お使いのベッドの仕様を参考にしながら、必要に応じて
寸法変更・安全対策・医療ケアに合わせた形 で製作しています。
柵を丸棒で作ることで 物を取り付けやすくしたり、上下する柵の重さを軽減するようにしています。
医療機器・備品の収納スペースも考慮した設計が可能です
ご自宅での生活では、医療機器やケア用品がベッドまわりに置かれることが多くなります。
- 医療機器の設置スペース
- チューブ類が干渉しにくい配置
- 備品の収納スペースや置き場
なども含めて、介護なさっている方のご要望をお知らせください
使いやすい形を一緒に検討します。
柵(サイドガード)の高さは状態に合わせて調整します
特殊寝台は、安全性と使いやすさのバランスが重要です。
使われる人の身体状況(寝たきり/起き上がり可/歩行可)によって、必要な柵の高さや形状が変わってきます。
例としては、
- 寝たきりで動きが少ない場合:圧迫感を減らし、柵を低めに
- 起き上がれる場合:ベビーベッドと同程度(約60cm)を目安に検討
- 動きが多い場合:安全性を重視し、高さや隙間を調整
など、ご希望と状態をお聞きして 図面化 → 打ち合わせ → 製作 の流れで進めます。
「角度調整(背上げ・脚上げ)」機能が必要な場合があります
特殊寝台の要件として、寝台部を傾斜させる機能(背上げ・脚上げ)を求められる場合があります。
人によっては不要なこともありますが、給付制度の条件で、取り付けが必要となるケースもあります。
参考として、次のような基準が示されることがあります。
「腕、脚等の訓練のできる器具を付帯し、原則として使用者の頭部及び脚部の傾斜角度を個別に調整できる機能を有するもの。」
制度の判断や必要機能は状況により異なるため、事前の確認が安心です。
無垢ひのき材で特殊寝台を作る理由|生活空間に馴染む介護ベッドへ
当社が 無垢ひのき材 で特殊寝台を製作するきっかけは、お客様からのご要望でした。
病院や施設でよく使われるパイプ製のベッドは機能的ですが、
ご自宅のリビングや寝室では、どうしても無機質な印象になりやすい面があります。
無垢ひのき材の寝台であれば、
- 木の手触りがやさしい
- お部屋の雰囲気に馴染みやすい
- 生活の中で見える場所でも違和感が少ない
といった理由から、在宅介護の空間づくり に合わせやすくなります。
お客様の声|「リビングに合い、気持ちが前向きになった」
息子の在宅生活が始まってから、家の中は医療機器や物品に囲まれ、
景観よりも安全性や機能が第一になり、リビングの雰囲気も大きく変わってしまいました。
今回、ベッドを買い替えるにあたり、重度障害児に適した市販のベッドでは
我が家のスタイルに合うものを見つけることができませんでした。
住環境や医療ケアに必要な機能を備えたものをオーダーメイドすることができ、大変満足しております。
ヒノキの優しいぬくもりと色がリビングにも合い、私自身の気持ちも前向きになれそうです。
この度はありがとうございました。
特殊寝台のオーダーをご検討の方へ(給付制度の相談前に)
特殊寝台は「安全性・機能・介護のしやすさ」が重要で、同時に 生活空間との調和 も大切になります。
日常生活用具給付制度の対象となる可能性がある場合は、まず自治体へ確認し、
必要な機能や条件を整理したうえで検討されるとスムーズです。
当社では、使用環境やご要望を伺いながら、無垢ひのき材で特殊寝台を製作しています。
人間だれしも同じ人はいないのですが
特殊寝台に関して それぞれのご希望が異なります
それぞれの人に適した特殊寝台です。
介護する親族のお気持ちにも寄り添いたいと思っております。
しかし、私どもは医療や障害について素人で、わからないことが多い
病院、介護士さん、ヘルパーさーん達のご意見も参考になさってください。
過去のオーダー特殊寝台(訓練ベッド)事例の一部です




















この記事を書いたのは ヒノキ・ワークス前 智美 です
福祉環境コーディネーター2級。小さい頃より家具店で育ち、木製品を見るのが好きです。 お客様の要望に沿ったご提案が出来ればと思っております。

